厚生労働省は2016年版「労働経済の分析」を発表しました。少子化による労働力不足のため、60歳以上の高齢者の就業を、起業も含めて支援することが重要だと訴えました。高齢者が安定収入を得れば消費が増え、経済の好循環にもつながるとみています。

白書は高齢者について、「自らの生活様式に合わせて仕事を選ぶ傾向が強い」と分析。これを踏まえ、企業が高齢者に対し「柔軟な労働時間の設定を含めた多様な就業形態を提供することが大切」と強調しました。また、経験や多様な人脈を生かして起業を希望する高齢者も増えているとし、生涯現役社会の実現に向け「起業への支援に取り組む必要がある」と指摘しました。

リオデジャネイロ五輪・パラリンピックでメダルを獲得した日本代表選手の凱旋パレードが7日、東京・銀座の中央通などで行われました。沿道には約80万人(主催者発表)が詰めかけ、熱気と興奮に包まれました。

政府・与党は2017年度税制改正で、専業主婦世帯を優遇する所得税の配偶者控除を見直して共働きにも適用する「夫婦控除」の創設を見送る方針を固めました。制度の見直しによって税負担が増える世帯も出ることから、慎重な議論が必要だと判断しました。17年度改正に向けては、女性の就労を後押しするための年収制限などが焦点となる見通しです。

スウェーデンのカロリンスカ研究所は3日、2016年のノーベル生理学・医学賞を、植物や動物など生物が細胞内で不要なたんぱく質を分解して再利用する「オートファジー(自食作用)」の仕組みを解明した東京工業大学の大隅良典栄誉教授に贈ると発表しました。この仕組みはパーキンソン病やがんなどの病気に関わっており、新たな創薬に道を開く業績が評価されました。

国土交通省と総務省が行った条件不利地域における集落の現況把握調査で、過疎地を抱える1028市町村7万5562集落のうち、高齢化(65歳以上)が5割を超す集落が2割以上に上ることが分かりました。住民全員が高齢者の集落も801(1.1%)ありました。特に中国、四国地方で集落の高齢化が進んでいる実態が浮き彫りになりました。

  • 2016.10.01 Saturday
  • 鹿

十月の季語より

『鹿』

鹿の牡はこの時期に牝を求めて、もの悲しい声を上げるので秋の季語とされています。
 

厚生労働省は2017年度から共働世帯などが早朝や夜間でも子供を見てもらえるよう、子育てサービスを拡充します。国がベビーシッタの利用料を半額補助するほか、保育所や小学生用の放課後の児童クラブを1つの場所で一緒に運営できるようにします。待機児童が集中する都市部を中心に子育ての受け皿を整え、女性の労働参加を下支えします。

9割近くを税金や現役世代の保険料で賄う40兆円超の医療費。厚生労働省は世代間の格差を是正するため、高齢者の負担増を議論します。患者が自己負担しなければならない月額上限の引き上げや75歳以上の低所得者向け保険料の優遇見直しが論点となります。29日に開く社会保障審議会の部会で提案します。

9月28日は世界狂犬病デー。2006年に発足した狂犬病予防連盟が制定。狂犬病ワクチンの開発者であるパスツールの忌日です。

政府内で所得税を抜本的に見直す動きが出てきました。女性の就労増や所得格差の是正につなげる狙いで、政府の税制調査会が配偶者控除だけでなく基礎控除なども含む改革を複数年かけて進める案を検討します。控除制度の見直しで高所得層は増税になるため与党内には慎重論も強く、政府・与党の調整は着地点を見通せません。